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『FOR CHILD CHARITY』は選手全員の思い

「何より子供たちのため」ときゅうきょ会場に駆けつけた横尾
10日(日)の『3TOURS JUNIOR SUMMIT』は、シニアVS女子VS男子の対抗戦『3TOURS CHAMPIONSHIP 2006 IMPACT!』の出場選手が参加することになっていた。

しかし連日の悪天候の影響で、残念ながら片山晋呉と谷口徹が体調不良を訴えて、きゅうきょキャンセル。
“代打”をつとめてくれたのが、横尾要髙橋竜彦だった。

急な依頼にも、快く引き受けてくれた2人。

「ちょうど予定もなかったし、何より、子供たちのためだからね」と駆けつけた横尾は、自分が実際に試合で使用したキャップやグローブをあらかじめプレゼント用に持参する周到ぶりを見せて、子供たちを喜ばせた。

「子供たちはきっと今日、谷口さんと回れることを楽しみにしていたと思う。僕では、役不足とは思うんだけど・・・」と、申し訳なさそうにスタートしていった髙橋も、先週の最終戦『ゴルフ日本シリーズJTカップ』で被っていたキャップをバッグに忍ばせていた。

最終ホールでボギーを打った子に「残念賞」のプレゼント。
他の子には、ひとりひとりサインボールを箱ごと手渡した。

髙橋は昨年の第1回大会に、補欠で登板しながらついに一度もプレーしないまま終わっていた。
そして、今回はジュニアレッスン会だけの出場。
それでも、嫌な顔ひとつせず子供たちと笑顔で接する様子が印象的だった。

本戦の出場選手だけでない。
大会コンセプトであるチャリティと社会貢献は、それぞれのツアーで戦う選手全員の共通の思いでもある。

本大会の入場券の収入の全額と、選手獲得賞金から任意の額を、『NPO法人難病のこども支援全国ネットワーク』と『社会福祉法人社会福祉協議会』を通じ、難病に苦しむ子供たちや、家庭環境に恵まれない子供たちに寄付されることになっている。

写真下=本戦期間中、上記2団体の活動内容をギャラリープラザの展示ブースで、紹介しておりました。写真は、大会2日目の最終日のインターバルで、出場選手全員で展示ブースを訪問したときの模様です。

  • 「僕では役不足ですが・・・」と、恐縮しつつ終始笑顔でレッスンに当たった髙橋

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