記事

フジサンケイクラシック 2007

90年大会以来の54ホール短縮に

サイン会の合間に石川くん(左)と立ち話。「タフな条件は、若いほうが有利だよね〜」と谷原(右)は羨ましげに・・・
フジサンケイクラシックの3日目は前日の第2ラウンドの残り競技を終えたあと、9時30分より第3ラウンドが行われたが濃霧のため、アウトの最終組から後ろ2組とイン1組のスタートを残して競技中断。
再開のメドも立たないまま、13時2分にサスペンデッドが決定した。

石川くんが史上最年少優勝をあげたマンシングウェアオープンKSBカップは、初日が強風のため中止。それでも晴天に恵まれたことから、最終日に36ホールを行うことで72ホールを消化したが、今回は天候の回復が見込まれない等の理由により、第3ラウンドの残り競技のみを実施。

主催者のフジサンケイグループとの協議により、54ホールの競技短縮が決定した。
第3ラウンドは、翌2日(日)の8時より再開する予定だ。

この日3日目は最終組で、スタートさえできなかった近藤智弘は「この大会は賞金(総額1億5000万円)が高いし
、正直やりたかったけど・・・。とにかく優勝できるように頑張る」と今季2勝目にむけてやる気。

やはり首位タイの谷原秀人は「マンシングのときみたいに2ラウンドやるなら、また遼くんかな〜って一瞬思ったけど」と苦笑しつつ、「一発勝負」となった最終日にむけ闘志を燃やしていた。

なお、今大会での54ホール短縮は、降雨により3日目が中止にった90年大会以来。
今季は、最終日が濃霧で中止になった6月のミズノオープンよみうりクラシック以来。

関連記事