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フジサンケイクラシック 2010
タイ出身のキラデク・アフィバーンラトが優勝争い
聞けばその秘訣とやらも、単純明快。「どんなにチャンスでも、無理して1打で入れようと思わないこと。確実に寄せて、2パットで良いと思って打つこと」だそうで、「その中で、たまたま1発で決まればラッキーと思うこと」。
まさにこの日は3番のパー5がその場面。
12メートルは、上りのスライスラインが「入ってしまった!」と、長いバーディパットに勢い付いて、通算4アンダーまでスコアを伸ばした。
首位と3打差の4位タイに、「頑張って、勝ちたいです」と、体重104キロの体には、闘志も満タン。
アジアと日本ツアーを行ったり来たりのスケジュールに「近ごろ少し、お疲れ気味ですけど、若さで頑張ります」と、茶目っ気たっぷりに笑った。