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日本オープンゴルフ選手権競技 2012

小田孔明は「あれがなければ100点だった」

折り返しの10番は圧巻だった。536ヤードの第2打は、175ヤードをピッチングウェッジで、どうにか12メートルに乗せた。「寄せに行ったのが、フォローの風に押されて入ってくれた」と、長いイーグルトライをねじ込んだ。

難しい14番ではラフから175ヤードの第2打で6番アイアンを持って、4.5メートルのバーディも奪った。
しかし「明日も平塚さんと最終日」と、勢い込んだ17番で痛恨のダブルボギー。
190ヤードのパー3は「前の組が空いたから、と打ち急いで手が滑ってしまった」と、池に打ち込み「いただけない」。2位タイに沈んだ。

「あれがなければ100点だった」。
10点引きの90点は、「自滅したからしょうがない」。

最終日はひとつ前の組から頂点をにらむ。
「今日は一番強い風でもここまで出来たし、明日も行けると思ってやるしかない」。
2位と2打差の首位でスタートしながら最終日に80を打って敗れた。「明日はあんなことがないように・・・」。

いざ、2007年大会の雪辱だ。

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