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日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯 2013

藤田寛之が4位に浮上【インタビュー動画】

強い風が吹く中で、賞金王が復調の兆しだ。17番のパー5はチャンスホールで、風を読み間違えて、ボギーを打ったのが残念だが、16番ではグリーンの外からパターで長い下りの12メートルのスライスラインを決めるなど「この難しい状況の中では、そういうのがないと、5つというのは難しいので」。
難条件で、5バーディを奪って、67のベストスコアタイが光る。

先の中日クラウンズでは本人も、「珍しい」と認めた2週連続の予選落ちを喫するなど、「練習不足」が響いていた。2月に肋骨の疲労骨折が発覚して、どうしても練習量を減らすしかなく、本人も歯がゆい日々が続いていたが、体もようやく本調子で「いまは、球数をたくさん打つことで、自分の中に良い感覚を呼び戻す作業をしています」。

43歳にして練習の虫は、前日2日目も日が暮れるまで居残り練習で、調整に励んだ。
「今日1日だけでいえば、自己採点的には良いゴルフ」と、前向きな気持ちも戻ってきた。「あとは、これを続けていかないことには。明日も上位に残れるように頑張ります」。
藤田と1打差の5位タイには、ライバルの谷口徹や平塚哲二も虎視眈々と控えており、こだわりのメジャー舞台で、負けじとベテランの意地を見せたい。

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