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everyone PROJECT Challenge Golf Tournament 〜石川遼プロデュース〜 2013

パッティング好調の秘訣は感覚派からロジカルへの転換!

何気ないことが好調のキッカケに繋がることがある。今やボールに直線を引き、パッティングのラインにその直線を合わせて構えることは、多くの選手が実践していること。しかし、沖野克文は「私は感覚派だったので、パッティングの際はなるべく文字やマークが見えないように白い部分をセッティングしていたんです」だが、最近、パッティングの調子が悪く、何かにすがる思いもあり、このラインを合わせる事を試してみたところ、状況が一変したという。 
「パットを外した時は、タッチが悪かったとか、ラインの読みが悪かったと、気持ち的にも割り切れるようになったんです。周りの選手は既にやっていることなので、何も目新しさはないんですけど、私にとっては新鮮なことでした」感覚派だった沖野が、ロジカルにパッティングをするようになった瞬間であった。そのパッティングが噛み合った結果、第1ラウンドは6バーディ、を積み上げ、1ボギーを叩いたものの66ストロークをマーク。3位タイの好発進を遂げたのだ。
「自分にとっても、いいキッカケになりましたし、明日からも目の前の1ショット、1パットに集中して、やっていきたいですね」沖野の目標は、チャレンジファイナルの出場と来期チャレンジツアーのシード権を獲得することという。そのための着実なキッカケにこのパッティングスタイルがなるはずだ。

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