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日本オープンゴルフ選手権競技 2014

大学3年生! 佐藤大平さんが大健闘の4位タイ

石川遼や松山英樹の出現を境にしてもはや、アマチュアがプロの試合で活躍するのも珍しいことではなくなった。今年は、19人ものアマチュアが挑戦しており、その中から今年のゴルファー日本一が誕生するというのも、夢物語ではない。

初日はさっそく、そんな期待も膨らむ好スタートを切ったのが、佐藤さんだ。
この大舞台への挑戦も、気負うどころか「ワクワクしていて待っていた」。
むしろ「自分自身、調子が良くて、けっこう自信を持って来た」。

大学の先輩に、特訓を受けたのはこの夏。米ツアーから一時帰国をしていた松山英樹は、東北福祉大の2つ先輩で、「今までにもよくスイングを見てもらって、僕のクセとかよく分かってくれている」と、また今回も一緒にコースを回って大きなヒントをくれた。

「自分に向いていないスイングをしている」と言われたという。「お前は横の動きをしたほうがいいのに、縦の動きになっている」。そんなアドバイスを「自分でもいろいろ考えて、変えていくうちに、しっくりいくようになった」とこの大舞台にも間に合った。

前半は距離の長い18番で、2打目を木と木の間に打ち込むトラブルもあったりイーブンパーで折り返して、「スコアが伸ばせなかったが我慢した」。その分、後半は5番から3連続バーディを奪うなど、一気に盛り返してきた。

次週は、マスターズの出場権をかけたアジアアマも控えており、その前に今週は何よりの経験が積める。再渡米の前に、先輩からエールももらった。「日本オープン、頑張って来い!」。海の向こうの松山にも届く活躍で、恩返しをする。

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