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三井住友VISA太平洋マスターズ 2014

先週優勝の近藤共弘が3位タイに

先週の「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦」でツアー通算6勝目をあげたばかりの近藤が、今週も最後に魅せた。517ヤードの18番パー5。残り186ヤードの2打目は「風が右からかフォローか迷って。ピン位置も難しくて、最初は7番アイアンも考えた」。2段グリーンの下の段に立つピンは「奥の段にのぼるには、195ヤードくらいはあったので」。風が吹き続ければ、ちょうどいい。「でも、吹き止んだら7番ではしんどい」。逡巡の末に握った6番アイアンは、ピンそば50センチにくっついた。

「本当に、思い通りに真横に落ちて、少し戻ってくれました」と、鮮やかなイーグル締めで、3位タイにのし上がった。
これで獲得賞金も、1億円に迫り残り3試合で孔明と藤田の賞金レースに割って入るのも夢ではないが、相変わらず「そこは、考えていない」と目下、近藤の頭にあるのは「残り3試合も自分のいいゴルフができるように頑張ること」。無欲のゴルフが最後にどう出るか。

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