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関西オープンゴルフ選手権競技 2014

小田孔明は、またまたはなから諦めモード・・・?

首位とは4打差は、十分V圏内のはずだが「俺からしてみれば、遙かに遠い・・・。俺の場合は1打でも、山のように遠く思える」。孔明ファンならもうお馴染み。過去6勝ともすべて逃げ切りV。ジンクスは今だ破られることなく、本人にはもはや「俺は3日目にトップに立たないと勝てない」との思い込みから抜け出せず、「・・・明日は佳則の優勝やね」と、言い切る始末だ。

最終日に望みを残すためにも3日目も、攻めに攻めたが2番ではついよだれが出るほどのイーグルチャンス。2メートル弱をみすみす外して、思わずため息。

18番では「もう行っとけ!」と、池越えの2打目は238ヤードをクリークで渾身のフルショット。わずかにグリーンを外したが、絶妙のアプローチはあわやチップインイーグルも、惜しくもカップをそれて残念無念だ。

3日目の首位獲りには失敗したが、かねてより公言してきた賞金王獲りのためにも、もちろん最後までゲームは捨てない。
「優勝が出来なければ前はよく捨てていたけど」と若気の至りには反省しきりで、「たとえ負けても1円でも多く稼いで、頂点に近づく」。
これだけ集中して王座を狙っていけるのも、あと2年ほどだろうと踏んでいる。
まだ優勝こそないが、今年は開幕から国内3戦ともトップ10入りに「これを続けていけば、賞金王にもチャンスが出てくる」。長い視野で戦っている。


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