Tournament article
フジサンケイクラシック 2015
ツアー最長のパー4?! 535ヤードの5番に孔明は・・・
詳細なデータが残る1992年以降の記録ではあるが、ツアー最長のパー4が誕生したことになり、天候や風向きによってはドライバー、スプーンで打っても届かず、しかもグリーン左には池が口を開けているだけに「ボギー、ダボになるのが分かってて、リスクを背負えない。最初から刻むか・・・」などと、みな戦々恐々。
その中で、「別にそこまで長いとは思わない」と言ったのが孔明。というのも先月は土壇場で出場権を得た全米プロ。会場のウィストリングストレイツは、500ヤードを超えるパー4が3つもあり、最後の18番にいたっては520ヤード。
さすがの孔明も「懲り懲りだった」と顔をしかめて振り返るが、それでも免疫という点ではできあがっている。
それに、ここ富士桜は標高100メートルを超える高地にあることで、むしろ「アイアンショットが飛んじゃって。アゲンストでも9番アイアンで、160ヤードも行っちゃう」と、孔明には飛びすぎ注意報が出ており、それはそれで悩ましいところ。
「でも、富士桜は嫌いじゃない」。先週の「RIZAP KBCオーガスタ」では地元Vを逃したはしたが、単独2位につけて好調には違いない。少し不安はこの日のプロアマ戦で、最終ホールの18番でフェアウェイから打った2打目がつっかえて、右手首を痛めたことか。
「でも、痛くてもバーディ獲ったスしね」と、本戦を前にプロアマ戦で12アンダーを記録して優勝!
全長7471ヤードのモンスターコースでさい先の良い幕開けに、賞金王の今季初Vが待たれる。