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HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP 2015

プロゴルファーがキッズエスコートで子どもたちを応援

大雨が降る日のゴルフは忙しい。傘を差したり、合羽を着たり。ただでさえ用事が一杯あるのに、自分が濡れるのもそっちのけで、子どもたちに傘を差し掛けてやるお兄さんたち。みんな、優しかったね。

お兄さんも、子どもたちも、どちらも傘を差しながらの行進だから、3人で入場する選手は、一人子どもがあぶれてしまう。
「ごめんね、手がつなげないね」。
気遣いながら、歩いてくれた。

最終日に選手と一緒に手をつないでティグラウンドに入場するキッズエスコートはこのあと総武カントリークラブの11番ホールを使った“特設コース”で、11時から行われるHEIWA・PGM CHAMPIONSHIPスナッグゴルフ交流会に出場する児童たちが、決戦前の肝試し。

今まさにスタートしていこうとするトッププロと一緒に、大勢のお客さんの前で晴れ舞台。どきどきの瞬間。「緊張する〜」。これを経験したら、優勝がかかった最後の1打も、へっちゃらだね。

今年は開催直前の月曜日に“アトム”が、地元の印西市立牧の原小学校に、スナッグゴルフのスクールセットを届けに行くなど今大会主催の平和株式会社と、PGMホールディングスは、3年前から始まった第1回から地元地域との連携を密にはかり、ジュニアの健やかな成長と育成にも力を入れて、ゴルフの底辺拡大に貢献してこられた。

今年も、大会初日から連日の地元小学生の社会見学会や、週末にはジュニアレッスン会など、会場の総武カントリークラブは毎日、どこかで子どもたちの笑顔と歓声が響いた。

そしていよいよ最終日のイベントは、あいにくの雨。これから優勝争いに挑む選手たちには、なおさら神経を研ぎ澄ますスタートの前のひとときも、みな揃って子どもたちに笑顔を向けて、かけがえのない時間を子どもたちにプレゼントした。
このあとは、子どもたちもスナッグゴルフ大会の本戦に挑むことを知って、ねぎらったのは孔明。
「雨で大変やねえ」。いやいやいや、プロのほうこそ!
昨年の賞金王は、気は優しくて力持ち。「大変やけど、頑張ってね!!」。
子どもたちを励まして、プロたちも決戦の舞台に出ていったのだった。

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