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日本オープンゴルフ選手権競技 2018
うまいモン!! 食欲全開の秋吉翔太が、ビッグタイトルにも意欲
ゴルフ界のくまモンは、今週も食欲全開?!
「美味しいよ、これ。おすすめですっ!」。
今週の日本オープンは、練習日の水曜日からギャラリーの観戦が出来る。
すでに、この日からクラブハウス前に軒を連ねるグルメテントで美味そうな牛串を見つけて、キャディさんとメーカースタッフさんの分まで、気前よく自腹を切った秋吉。
一口入れるなり、「美味いっ」。あっという間に完食すると、次は「タン塩串」をおかわりして、「これも美味いっ!!」。
腹ごなしも完璧に、練習ラウンドに出て行った。
先週の7日に地元熊本で、会長の青木功や先輩の武藤に加えて、永野、重永らと共に、県出身のプロを代表してJGTOのスナッグゴルフ寄贈式に臨んだばかり。
時間が押して、終わったのは夜の8時を回っていたが、そこから車で2時間かけて、自宅のある北九州市にいったん戻ると月曜日に移動、火曜日のプロアマ戦で会場の横浜カントリークラブを初めて回って、改めて思うのは「僕は意外と大会と相性がいい」ということ。
昨年大会は4位に入った。
「今年も難しいコースだけれど、例年よりもフェアウェイは広いしラフも、それほど深くない印象。自分のゴルフが出来ればまた上位で戦えるのでは」と、自信がある。
今季、唯一の2勝を飾り、賞金ランクは6位。
ゴルファー日本一を決める今大会は、優勝賞金4000万円のビッグタイトルでの3勝目なら、賞金1位にのしあがるのも可能だ。
「ここでがっつり稼いで上位に行ければ、賞金王争いにも加われる」と本人ももちろんその気。
さらに今大会終了後の賞金上位2人には、2週後の世界ゴルフ選手権「HSBCチャンピオンズ」の出場権も発生するとあらば、ますます荒くなる鼻息を、どうにか堪えた。
「あんまり力み過ぎてもダメ。いつも通りのゴルフをして、優勝争いにいられればいいな」。
もっとも美味しい獲物は最終日まで獲っておく。