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elite grips challenge 2018
佐藤大平が得意の逃げ切りパターンで今季2勝目に王手!
6アンダーの首位タイからスタートした佐藤大平が2バーディ、ノーボギーの2アンダー70でラウンド。雨の中の難コンディションを考慮すると完璧なラウンドと言っていいだろう。
「今日は厳しいコンディションだと思っていたので、とにかくパーオンをさせることを重視しました。ショートゲームが得意なので、グリーンに乗せてさえいればボギーを叩くことはないかなという考えで今日はやりました」。
佐藤は特にパッティングに自信を持っているが、以前は悩んだ時期もあったと言う。ただ、大学時代にショットが悪くなったことで、逆にアプローチ&パットを強化しなければスコアにならない状況になり、それがきっかけでショートゲームが得意になった。今では先輩プロからもアドバイスを求められるほどだ。佐藤がパッティングで大事にしていることは音。インパクト音を常に一定にすることで、安定感の高い転がりを実現している。雨が降り、ライン読みが難しくなったこの日も要所要所でパッティングが冴えて、2位に2打差をつけて単独首位に立った。
初優勝を飾った「LANDIC CHALLENGE 6 」でも初日にコースレコードを出してトップに立つと、そのまま最終日までトップを守り抜き完全優勝を飾った。今回も得意?の逃げ切りパターンに持ち込んだ佐藤。明日はコースとの戦いですと、一筋縄ではいかないコースを相手に気持ちを引き締めていた。