大会１日目はベテランの宮瀬博文と薗田峻輔の２人と同組でスタートした日大３年の清水大成さん。フロントナインが終了した時点で、薗田が体調不良で棄権したため、後半は宮瀬との２サムでのラウンドとなった。しかし、そんな影響を微塵も感じさせない完璧なゴルフを展開し、６アンダー66をマーク。堂々の２位タイで初日を終えた。

「伸ばすなら今日だと思っていた」。そう言い切る清水さん。それをプロの舞台できっちり有言実行してしまうあたりに大物の要素を感じる。
清水さんが今日伸ばしたかった理由はグリーンの硬さにある。練習ラウンドでツアーレベルのグリーンコンディションだと体験していたからこそ、昨晩からの雨をチャンスに捉えていた。
「先週は終盤に疲れが出て崩れてしまったので。大事なパットも入れられなかったので、その辺りを今日は注意してやりました」。
自身の持ち味は？と聞くとドライバーで思い切り飛ばして、あとはショートゲームで勝負するスタイルだと言う。この日はその得意のドライバーが絶好調。ティショットでレイアップしたのは４ホールのみで、あとはドライバーを持ち攻め抜いた。
現在の想定飛距離は３００ヤード。明日の２日目もドライバーでアドバンテージを作ることができれば、優勝のチャンスも大いにある。

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• 清水 大成
• 宮瀬 博文
• 薗田 峻輔