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ディライトワークスチャレンジ 2020

パーオンできなくて、ぴえん?古川雄大

スタート前の冷静な古川雄大
コースに着いたのは、スタート時間の30分前だった。古川雄大は第1ラウンドを7時47分に10番ホールからスタートだった。2度寝した。まぁ、よくある話ではある。でも彼は慌てることなく、体のアップをして、パッティンググリーンでパットして10番ホールのティに向かった。もちろんスタート時間にはティインググラウンドに立っていた。普段から打撃練習をせず、アップとパッティングしかしないので、「バタつかず、冷静にできました」といつも通りのルーティンなのだ。この日は7バーディ、2ボギーの5アンダー65で回り、首位と1打差の4位タイにつけた。

今年の3月に池村寛世とラウンドしたときにアプローチのアドバイスをもらった。それまで腕をまっすぐ伸ばして構えていたが、右手を横から握るイメージで少し懐を深く余裕ができるアドレスに変えた。これでアプローチが上達し、スコアアップにつながった。またトレーニングで体も昨年よりたくましくなり、体重も5キロ増えた。

古川は昨年QTを受け、今年の春に東海大学九州を卒業したルーキーだ。AbemaTVツアーもまだ4試合目であるが、「勝ちに来ているので、優勝したい」と力強い。若い選手の活躍は大会を盛り上げる。是非頑張ってほしい。

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