先月の日本予選で最後3枠目を5人によるプレーオフで勝ち抜き、初メジャーを踏む清水大成(しみず・たいせい)が1オーバーの34位タイにつけた。
初舞台で初日の見せ場は約5メートルのイーグルチャンスを沈めた5番。一気にアンダーパーとし、余裕を作った。
2アンダーでターンした後半10番パー5からの連続ボギーには、「グリーン手前に行っていながらボギーを打ったのが波に乗り切れなかった原因」などと反省を口にしたが、そこからこらえてトータル「71」。
日本勢最上位で初日を終え、「明日もいいリズムでしっかり回れれば大丈夫なのかな」と、翌日の決勝進出を見据えた。
12年連続12回の出場を続ける松山英樹は2オーバーの「72」。
前半9ホールは2バーディに対してボギーは3つと出入りしたあと、後半12番ではバンカーからチップイン。
イーブンパーで振り出しに戻したが、15番パー3のボギーでまた吐き出すと18番もボギー。50位タイでの滑り出しとなった。
そのほか、日本予選でトップ通過を果たしてきた石川遼と、米国予選から出場する金谷拓実(かなや・たくみ)が6オーバーの120位。
日本予選2位で初メジャーに挑む河本力(かわもと・りき)が7オーバーの132位。
4月に気胸を発症してからメジャーでの復帰初戦に挑む星野陸也(ほしの・りくや)は8オーバーの142位タイと大きく出遅れた。