「優勝ももちろんしたいですが、海外の目標も大きいので」と、2週前には「全米プロ」に出て、帰ってすぐ「ミズノオープン」に出場したのも、「全英オープン」の出場資格がかかっていたから。
強行軍もあって「ミズノオープン」は予選落ちをしたが、今大会は国内初戦からスタートした「全英オープン」の日本予選の最終戦。
現在5位につける稲森は「今週頑張って、勝ち取って行きたい」と、改めて聖地の切符も狙う。
そのほか、昨年覇者の木下稜介(きのした・りょうすけ)と、金谷拓実(かなや・たくみ)は勝てば、世界ランク60内の大チャンス。
実現すれば、2週後の「全米オープン」の出場資格が発生する。
前日に3ホールを残した木下は、この日は早朝からコースに来て、第2ラウンドを「68」。通算4アンダーの9位タイから、今日は1日計21ホールの挑戦。
「長い1日になりますが、連覇に向けてしっかり気を引き締めていきたい」。
宍戸から世界へ。みんな気合もりもりだ。