最後は大学先輩の堀川に4打及ばなかったが「65」で単独首位に立った大会初日から、自己最高の3位と粘った。
「今までは、ギャラリーの前で手に力が入ってどうやって打ったらいいだろう、と。でも今回はいい感じで力が抜けて。ティショットは曲がる気がしなくて良い感触でできた」と、馴染みのコースで普段着のゴルフができた。
最終日に応援に来てくれた日大生たちの掛け声や声援も、「大学のリーグ戦を思い出して嬉しいな、って。プレッシャーというより、本当に楽しくできた」と感謝し、プレー後はすぐペットボトルの水に持ち変え、すぐ後ろから上がってくる堀川を待ち構えて祝福。
「大会にふさわしい強いゴルフをされた。ミクム先輩が羨ましい、という気持ちと、尊敬する人の後に続きたいという気持ちです」と、目の当たりにした強者のゴルフに目標を新たにした。
公益社団法人日本プロゴルフ協会(PGA)主催の今大会は、ツアーの中でも出場カテゴリーが異なるため、次の8月18日ー21日の「長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ」には直近10位内の出場資格が発生しないが、「これからはレギュラーツアーを中心に、出られるチャンスがあればつかんで行きたいです」と、展望を話した。