平均326.58ヤードで現在、文句なしの飛距離1位を誇る。ドライビングディスタンス一覧
過去3度で同1位のチャン・キムと回ったきょうまでの予選2ラウンドはプレ大会さながらだった。
“ドラコン”の舞台にもなるスタートの1番も「まったく狭く感じない。ダントツで飛ばせる自信がありました」と、言ったとおりにチャン・キムをはるかにしのぐ350ヤード越え。
ちょん、と打った残り約70ヤードの2打目をピンにくっつける圧巻のバーディで飛び出した。
7番と15番の計測ホール外でも豪打を連発。
9番(415ヤード)も、2打目は70ヤードも残ってなかった。
「このオフに、飛ばせる体を作ってきた」と体重は、昨年末から約10キロ増の94キロ。
「今は100キロを目指しています」と毎夜、中島啓太との肉食でも「とにかく、お腹一杯になるまで」と、大学後輩を食欲で圧倒し、試合中も朝夜のトレーニングを欠かさない。
2日目のこの日は「ショットが凄く良かった」と、鍛錬にモノを言わせた1日だけに、「パットの下手さが目立ちすぎ。フラストレーションがもう…。グリーン上で苦しみました。最後もめちゃくちゃ悔しかった」と、2メートルを逃した17番や、3メートルを外した18番のほかにも、悔恨のパットがたくさん。
「あと4つ5つは伸ばせるようにならないと、次のステージにはいけない。成長できていない」と、V争いへの課題は胸に強く刻んでも、土曜日の“前哨戦”ドラコン大会の手応えはむしろ増すばかりだ。
チャン・キムも呆れるほど飛ばしても、まだ「6割、7割で振っています」と、余力を残す。
「“10割”ならもっと飛びます。ヘッドスピードももっと出ます。昨日計ったら84(秒速)でした」というから3日目の“ドラコン大会”への関心も倍増だ。
「明日はぜったい勝つしか思っていない」と、V宣言。
8月の「Sansan KBCオーガスタ」に次ぐツアー通算2勝目も、まずは飛距離で圧倒してからだ。
河本のほか、土曜日恒例「ドライビングコンテスト」の出場選手は、以下のとおりです。
大会の昨年覇者チャン・キムは、ドラコンで3連覇がかかります。
星野陸也はこの日、15番の池ポチャダブルボギーが響いてダブルボギーで通算3オーバーまで落ちて、予選敗退しましたが、大会主催の興和所属のホストプロとして、週末の三好に残って恒例イベントを盛り上げます。
第3ラウンドのプレー後は、ぜひ三好の1番ティ-インググランドにお集まりください。
また、ドラコンの模様は10月2日の13:25ー13:55に、東海テレビ(ローカル)でも放送されます。
飛距離自慢たちが繰り広げる飛ばし合い。
会場で、また映像でも、ぜひご堪能ください。
▼「ドライビングコンテストsupported by ニュータス」の出場選手
チャン・キム(昨年、2019年1位)
塚田陽亮
幡地隆寛
星野陸也
亀代順哉
岩﨑亜久竜
清水大成
河本力