この日、水曜日のプロアマ戦に参加した河本力(かわもと・りき)の同伴ゲストはいまだかつてないほど豪華な顔ぶれ。
桧山進次郎さんは、元プロ野球で阪神一筋22年。
「4番で、代打の神様で、本当にすごい人なんだよ」と、教えてくれたのは、野球部出身の深尾健太キャディだ。
「もちろん、お名前とかは知っていたけど詳しい成績とかまではわからない。夜のうちにネットで調べて、ほんとだ、すごい人と回れる~」と前夜から、本当に楽しみにしていたとおりに素晴らしい1日となった。
また、JGTO会長の青木功とは初ラウンドだったが、「普段から、すごく良い言葉をかけていただいて。期待してくれているのがとても伝わってくるので。本戦でも頑張りたいな」と、世界のアオキのエールも力に変える。
さらに大会主催の朝日放送の山本晋也・代表取締役社長からも嬉しいお言葉が。
姉の結さんが、ステップアップツアーでプロ初勝利を飾ったのがここABCゴルフ倶楽部で行われた2018年の「Skyレディース ABC杯」だそうだ。
「リキくんもここで勝ってよ。応援してる」と、山本社長。
「はい、頑張ります!」と、大会初出場での今季3勝目を恩人に約束した。
2週前の「日本オープン」最終日はプレー後に、急いで同じ兵庫開催だった「NOBUTA GROUP マスターズGC レディース」の会場に移動。
優勝争いをしていた結さんの応援に駆け付けたほどの仲良しきょうだい。
コースの16番には、お姉さんが植樹した優勝記念のしだれ桜が今も来春を待っており、「勝ったら誰でも植えられるのかな?」と、すっかりその気。
「隣に植えたいなあ…」。
弟もみごとにサクラを咲かすか。