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マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント 2022

河本力は2位惜敗に「あと4試合、ぶっ倒れるまで」

新人の河本力(かわもと・りき)は、2打差の2位で通算3勝目を逃した。

最後18番パー5の2打目で持った番手は、前日3日目の52度(165ヤード)に続いて、この日はなんと残り151ヤードに対して48度。

今だかつてないほどの怪力で、最後ピン奥約7メートルのチャンスを作ったが、このイーグルパットは惜しくも逃した。


入れば、プレーオフだった。

2018年に姉の結さんが、ステップアップツアーでプロ初勝利を飾った思い出のコースで、弟もと前代未聞の飛距離を駆使して堀川を追ったが、及ばなかった。


「最後のパットはラインの読みも完璧でしたし、ジャストで入れるつもりだったんですが、あれが届かないあたりが、今日の自分のゴルフ。悔しかった」と、大きな体がちょっぴりしぼんだ。



現在賞金ランクは9位。1位の比嘉一貴(ひが・かずき)との大差を自覚しながら「賞金王もまだ諦めていない」と、22歳は勇ましい。

「来年も強くなりたい、そう思えた1週間でした」と、収穫を話し「今年は、残り4試合。全部勝つつもりでぶっ倒れるくらい、思いっきりやりたい」と、完全燃焼のルーキーイヤーを誓った。

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