プロ9年目。東北福祉大では、松山英樹の1年後輩。
佐藤大平(さとう・たいへい)が、首位と1差の3位タイで、週末の優勝争いに挑む。
「ドライバーだけがすごく曲がる」と、この日の2ボギーはいずれも、ティショットのミスに起因するもの。
でもその分、「パットがよくて」と、11番では8メートルを決めるなど、7バーディを記録。
通算12アンダーまで伸ばして、絶好の位置でターンした。
学生時代から、可愛がってもらった松山と久しぶりに再会したのは、2週前の日米「ZOZOチャンピオンシップ」の会場だ。
佐藤に出場資格はなかったが、繰り上げを待つウェイティングで現地入り。
日本勢の一番手でチャンスを待った。
残念ながら出番は来なかったが「火、水、木と、PGAツアーのフィールドで練習できたし、土曜日には観戦も」。
松山にも少しだけ教わる機会もあったといい、無駄な時間ではなかった。
会えば、いつも言われる「ヘタクソ」の言葉も、「気にかけてもらえているからこそ」。
今季これまで5度のトップ10で再三、初Vに迫った活躍も、きっと見てくれていると信じる。
2週後の「ダンロップフェニックス」でも出場を表明している松山。
宮崎で初V報告できれば最高だが、「いまはそれよりドライバーをどうにかしたい。右にしかいかない。何やってもだめ。とにかく練習ですね」。
今はとにかく、急ピッチで週末に備える。