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JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品 2023

選手会主催試合に初挑戦。中島啓太「リフレッシュはリキさん」今週はお誕生日です

バースデーウィークは、5週連続V争いがかかる。
中島啓太(なかじま・けいた)は、大会3日目の24日に23歳の誕生日を迎える。


先週まで4週連続で最終日最終組をプレーし、2位、2位、優勝、2位の好調ぶりも、その分だけ疲れとストレスは、蓄積する。

特に、先週の韓日「ハナ銀行インビテーショナル」での1差敗退は「家までの帰り道も腹立たしかった」と、かなり堪えた。


「優勝争いをしている時のワンショットのミスが、2位になってしまっているところ」との悔恨が、いつまでも脳裏に居座り「夜もよく眠れない・・・」と、寝付きが悪くなりがちだが、解消はやっぱり「リキさん」だった。


互いに「大好き」と、打ち明け合う日体大先輩の河本力(かわもと・りき)と先週は、一緒に埼玉県の自宅に帰宅。

日曜日の試合帰りに中島家に泊まりにきてくれた河本と、翌月曜日は「お買い物。こないだの優勝と、今週の誕生日のお祝いに洋服を買ってくれました」と、つかの間のリフレッシュ。


火曜日に一緒に自宅を出発し、会場入りして今週もまた「毎日一緒」。
いつも明るい先輩のおかげでまた新たな気持ちで臨める。


昨年9月に転向し、今週の選手会主催大会は初出場だ。
「プロとしてこの大会に出場できることが嬉しい」と、火曜日の選手会主催の懇親会にも河本と仲良く参加。

スポンサーのみなさんとジンギスカンに舌鼓した。


ジンギスカンの懇親会ではサトウ食品の社長夫人様より早めのお誕生日祝いをいただきました! ありがとうございました。


開幕前日の水曜日は、前・後半9ホールで入れ替え制のプロアマ戦にも出場。

4週前の「ミズノオープン」で、プレーオフ負けした同い年の平田憲聖(ひらた・けんせい)と交代で、佐藤社長と競泳・平泳ぎの金メダリスト北島康介さんら超VIP組をおもてなしした。



北島さんが「なんも言えねえ・・・」との名言を残した2008年の北京五輪はお互いに8歳だった。

前半のアウトコースをプレーした平田は、「そのとき多分、僕も見ていると思います!」と、ラウンド中も盛り上がったそうだ。


「ゴルフも凄くお上手で、スゴく飛ばすし何ホールかは飛びすぎて、池とか捕まっちゃったくらい。でもレッスンは受けたことないと仰って、やっぱりさすがだな」と、たぐいまれなる身体能力に感銘を受けていた。

後半のインコースを中島に引き継ぐ際には北島さんと激励のグータッチを交わし「今週は、選手会の大会です。僕ら若手もしっかり貢献していかないと、と思います」。

初出場の選手会主催大会への思いを強くしていた。


平田からバトンを受けた中島は、北島さんの大学後輩。
「1~2 回プライベートでもラウンドさせてもらうことがあったので。楽しく回れました」と、久々にレジェンドOBとのゴルフで先週2位の鬱憤もすっかり解消。


「自分が何か貢献できるかは分からないですが、いつもより特に感謝の気持ちを持ちながらできればなと思います」と、気持ち新たに大会にかける思いを述べた。


先週まで4週連続のV争い、とひとくちにいっても、「全部まったく違う優勝争い。4つのいろんな経験ができて、この4試合で急成長できた気もします」と、実感を語る。

「優勝が一番ですが、まずは優勝争いに絡むということが、一番成長できる時間」。
誕生日週の5週連続V争いなら、選手会主催試合も盛り上がるのは間違いない。

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