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バンテリン東海クラシック 2023

河本力は初日4アンダーの9位タイ。でもこの置き去り感はなんだろう?(LIVE中継のお知らせ)

河本力(かわもと・りき)は、初日4アンダーの9位タイ。


河本(左)は4アンダー。悪くない、悪くないけど・・・


昨年覇者の出だしもまったく悪くない。

悪くないのに、この置き去り感はなんだろう。


原因は、同組のひとつ年下。

「一緒に回っている選手がパターすごい入っていたので。自分が入ってないような錯覚になるところがたくさんあったけど。でもスコア的には悪くない」と、言い聞かす。


初日のコース新「61」で6打差もつけられた。
単独首位に立った蟬川泰果(せみかわ・たいが)が昨年、史上初のアマ2勝を達成した「日本オープン」で、初日にやはり、桂川有人(かつらがわ・ゆうと)と共に、同組ラウンドしたのが河本だった。


「去年の日本オープンもこの3人。そのときも彼、暴走してたんで。きょうも暴走していたけど見慣れていました」と、河本には珍しい光景ではなかった。

「回りやすいんでしょうね」と察したとおり、蟬川も「リキさんがすごく盛り上げてくれたので。久しぶりに楽しいな、と思いながら回れました」と喜ぶなど、後輩の新記録のお膳立てもしっかりと果たした。


自身もプレーで盛り上げた。
前半序盤の11番で、89ヤードの右ラフから2打目を直接カップイン。イーグルで、沸かせた。


本人も、前のスタート10番で、第1、2打目とも完璧に、2メートルにつけたチャンスを外した直後の鬱憤晴らし。

「またパットが全然ダメか・・・というテンションで11番に行って。めちゃくちゃ気持ち良かったです」と、好発進につなげた。


2日目もまた、蟬川と同組だ。
「やっぱりこの6打差は、パターだけじゃない。ティショットの精度だったり、曲げたときに8番(パー3)なんかもパーセーブしてくるあたりは尊敬できる部分」と、隣で「暴走する」後輩を引き立てながら、「自分は自分で、できることをしっかりやっていきたい」。
飛距離1位の怪力を駆使して連覇のチャンスを睨み続ける。


<中継スケジュール>
09:10~15:30  16番ホールLIVE配信
14:48~16:50  東海テレビローカル
25:00~25:55  ハイライト

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