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横浜ミナト Championship ~Fujiki Centennial~ 2023

河本力が「絶対チャンス」馴染みのコースで大胆かつ慎重に、暑さ予防も忘れずに!

用心しながら、馴染みのコースで好発進だ。
飛距離1位の河本力(かわもと・りき)が、4番で9メートルを沈めるイーグルを皮切りに、その後4バーディ(3ボギー)の「68」。

初日3アンダーの8位タイと上々スタートした。



新規開催のここ横浜カントリークラブは、日体大時代から練習させていただいているホームコース。

左に曲がっていく16番は、刻む同組選手を横目に「ローボールで右の斜面に当てれば左に転がり絶対に前に行く。刻んだほうが難しい。あそこも毎回練習してきたところ」と、「地の利」を強調。


距離のない8番や、15番もあえて1Wでワンオン狙い。
知っているからこそ、豪打を活かせるルートを迷わず進み、好位置につけた。


熱中症アラートが止まない今週は特に大胆かつ慎重に。
反面教師は、前週の女子「楽天スーパーレディース」で熱中症による棄権をした姉の結さんだ。


自身も前週の「日本プロ」では扁桃腺炎を発症して39度の発熱。練習ラウンドも、前夜際もプロアマ戦も、主催者さんの理解を得て開幕までの全イベントをキャンセルして本戦に臨んでいた。


「僕がダウンするかと思ったら、姉が先にダウンした」と、驚いた。
「ほんと、ヤバいらしい。意識が飛ぶらしいです」と、猛暑への用心が高まった。

ラウンド中も氷嚢と共に、結さんから来た「気をつけてね」のメッセージを常に頭に置き「熱抜いて、しっかり体を休ませて」と、心がける。


炎天下で好発進を持ち帰ったクラブハウスで馴染みのみなさんに、さかんに労いを受けていた。
「ありがたいですし、期待されていると感じます」と、どんな暑さもプレッシャーは喜んで背負う。


今週初めには、某公共放送の人気コーナー「おはスポ×みんなで筋肉体操」にトップアスリートとして出演。
講師の谷本道哉さんと「楽しく、笑顔で!」などと、鍛え上げた筋肉を惜しみなく披露。朝の顔にも抜擢されたばかりだ。

連日の夏風も吹かれ慣れ、昨10月「バンテリン東海クラシック」以来の通算3勝目へ。「今週は絶対チャンス」と、追い風に。
リキがハマの顔になる。


※ご観戦のみなさまも、水分をこまめにとるなど熱中症にはくれぐれもご注意ください。具合の悪くなった方は、すぐに周囲のスタッフにお声がけください。

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