「72」と伸ばせず、通算11アンダーの7位グループにのみ込まれた。
「初日からパットが読み切れなくて。こんなに読めないか、というくらい。1番もボギー発進。なんかちぐはぐしますね。ああいうことやってると」と、悔しがった。
「初日2日目からすると、残念な週になっちゃいました」と、3位タイ発進から2位、3位タイと続けた3日目までのように最後まで大健闘・・・とはいえないかもしれないが、腰痛による4ヶ月の離脱から、先月の「ANAオープン」で復帰して、まだ4戦目。
「かなり辛かった部分もありますが、やれたというのは良かったな、と思います」と、所属コースで元気な姿を見せられた。
ちなみに、55歳の谷口徹(たにぐち・とおる)は4年前に会員権を購入し、監事職に名前を連ねる“メンバーさん”。
今ではオフの地元の調整も、「ここでしか回らない」というほど熟知するコースで決勝ラウンドに進出し、最終日は後半4番から4連続バーディを奪う大健闘も見せた。
予選ラウンドでは近藤と組を共にし、2日目にはほぼパー5でしかスコアを出せなかった近藤にカツを入れながら、自身もベテランの技を駆使して奮闘。
近藤は、グループコースの中でも地元名古屋の京和コースを練習場にしており「こんちゃんは、普段はここ回っていないから。でも僕には知識がありますから。きょうも近藤さんが取れないところでいっぱい獲りましたよ」と、胸を張り「2人合わせたら、優勝でしたね」と、谷口はプレー後の19番ホールでも元気いっぱい。
大会は今年から、新主催者のACNをお迎えして新装開店。
所属プロとコースメンバーさんが大いに盛り上げた、初年度になった。