ピンにべたべたくっつけた前半6番から3連続バーディ。
内藤コーチとこの2年で構築してきたショットは相変わらず安定しており、「今日はパットもよく入ってくれた」と、13番では7メートルも決まった。
バンカーに入れた17番でこの日2度目のボギーを打ったが、最後18番では今度、奥のバンカーからチップイン。
この日、「61」の怪スコアで会場の度肝を抜いた2歳下の平田憲聖(ひらた・けんせい)とは、よく食事をするといい、今週月曜日も焼肉で卓を囲んだばかりだ。
平田の1日9アンダーには「いや、本当にすごい。ハマればけんせいみたいに出るコース?? いや……今日のピン位置を考えてもとてもそうは思えなかった」と嘆息したが、清水もしっかりと1差で追随。
ともに18日・土曜日の最終組に入った。
「すごい楽しみ。お互いに伸ばし合いができればいい」と共闘を誓う。
2020年のプロ転向前から飛ばし屋として知られ、もっとも勝利に近い選手と言われてきた逸材の一人だが、すでに通算2勝の平田に対して清水は未勝利。
「ドライバーで飛距離が出るのはギャラリーのみなさんにも喜んでもらえることのひとつ。そこをしっかり発揮して、優勝できればいいかな」。
年下のメシ仲間にも負けてられない。