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中日クラウンズ 1999

大会3日目

前日、次男・尾崎健夫との“直接対決”で白星をあげた直道が、5バーディ、3ボギーの68。通算6アンダーで依然として首位をキープした。
 2打差の2位には、プロ初優勝を狙う今野康晴。3位は通算3アンダーで尾崎健夫がつけ、93年KSBオープン以来のツアー15勝目を狙う。
尾崎直道
「2位の今野は初優勝、3位のジェットは何年ぶりかの優勝を狙うわけで、どちらも、中日クラウンズというでっかい試合で、どうしても勝ちたいって気持ちでくると思うんだ。
 でも、ボクはボクで勝ちは譲れない。三者三様に勝ちたいゲームだよね。
 自分のゴルフをするだけだよ。
 相手が、「負けました」って思うくらい寄せつけずに勝ちたいね。『直道は、調子がよかったから、おれたちは勝てなかったんだ』って、思ってくれるくらいにね。 でも(2位と)2打差はプレッシャーだよ。
 アメリカでも3、4日目、プレッシャーで崩れてるわけだからね(今年3月の米・プレーヤーズ選手権で2日目、2位と1打差の単独首位に立った)。今回も、2打差で逃げ切るというのはすごいプレッシャーだけど、それに負けてたら、アメリカでも勝てないし、いいかげん、それは吹っ切りたいよね」

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