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ダンロップフェニックス 2000

▼ トピックス 「僕が引っ張った」

火曜日に横尾要とチームを組んで参加した『ゴルフバトルロイヤル』での片山晋呉。この日は、8日間ぶりのプレーで「すごく調子がよかった」という。
片山晋呉の組は3人合計19アンダーの好スコアに「僕の明るさのおかげかな」

 先週の大会を体調不良で欠場し、「8日間、クラブを握らず、ひたすら寝まくった」という片山晋呉が、初日から飛ばした。
 2番で3メートルを沈めると、3番はグリーンカラーから7メートル。
 4番で5メートル、5番でも3メートル決めて、いきなりの4連続バーディだ。
 最近、バッグに入れているという7番、9番ウッドも大活躍して、8バーディ(2ボギー)の65に、
 「何が良かったのかなあ…この大会は4回目だけれど、こんなに良いスコアは初めてだよ」
 この日、同組のE.フライアット(英)、東聡も同様にスコアを伸ばし、3人合わせて 18アンダーをマークしたことについて、「まあ、僕の明るさが、みんなを引っ張ったようなもんじゃないかな」と得意そうだった。

 今週は、流行りのテンガロンハットが目印。
 「いかに自分の色を出すか」という、今年のテーマの一貫だ。

 「最近、ある大会でファンの人から、『9番のハーフターンで、片山君についていたお客さんが急に減ったよ』、と指摘されたんです。
 僕は、たとえ下位で回っていても、スタートの1番から徐々についているお客さんが増えて、最後の18番では倍以上になっているような、プレーヤーになりたい。
 そのためには、何かお客さんが惹かれるような部分を持っていなくちゃいけないってこと。どうしたらそういう選手になれるか、自分の色を出せるか。今年はそのことばかり考えながらプレーしているんです」

 夏場生やしていたヒゲは“ワイルドな”片山晋呉を演出するため。
 10月のブリヂストンオープンは、最終日の18番ホールで『21世紀はやります』との、派手なたすきをかけて上がり、ファンの声援を浴びた。

 「今の僕の夢はね、『本日の主役です』ってたすきをかけて、18番でウィニングパットを決めること。きっと、みんな名前を覚えてくれると思うよ」

 エンターテナー片山が、今週はどんなパフォーマンスを見せてくれるか。

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