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アジアパシフィックオープンゴルフ選手権競技 キリンオープン 2001

ツアープレーヤー1年生の近藤智弘が、憧れの田中秀道とのラウンドで見つけた共通点と相違点とは

「この茨城CC東コースは、ほんとうに苦手なんです。過去、ずっと予選落ち。しかも東コースでアンダーパーなんか、出したことなかったんですよ。それが今日は5アンダーで・・・最後の9番は、238ヤードをユーティリティクラブで左6メートルに2オンしてイーグル!! ・・・自分でも、いったい、どうしちゃったのかなあって感じ(笑)。1年前より、ちょっとはうまくなったってことでしょうか。
このコースに来ると曲がるイメージがあって、コースを狭く感じてしまうんですね。苦手意識が強すぎるのかな。だから、今日の5アンダーも安心できないです。とにかく明日までは2日間競技だと思って気合を入れていかないと。とにかく、予選通過したことないですからね。3日目、4日目のことは、まず予選通過してから考える。
2日ずつ、別の試合と思ってやらないと、やばいです。しかも、僕の場合、初日良くても3日目に必ずたたいちゃうし・・・。
こうして、たびたび上位にこれるのはうれしいけど、最終日に残っていないと意味がないですからね。
今日は憧れの秀道さんとのラウンド。参考になりましたね。
今日じっと見ていたら、秀道さんは、構えてからクラブを始動させるタイミングが、いつもよりワンテンポ遅くなっていると感じたんです。ひと呼吸、置くっていうか。それで僕もそのタイミングを真似してみたら、すごく良くなった。体格も、スウィングスタイルも似ているから、秀道さんとのラウンドはとても回りやすい。イメージが、すごく出しやすいんです。

でも、今日思ったんですけど、秀道さんのギャラリーは、『キャ〜』って感じの人ばっかりなのに、僕のファンは、おばちゃんばっかり。どうも僕、おばちゃんにモテるみたいで、コースでもよく、「かわい〜」って言われちゃうんですよ。そのへんが、秀道さんとの大きな違いかな(笑)」

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