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ダイヤモンドカップトーナメント 2002
「100点満点、じゃないでしょうか(笑)」2打差単独首位の近藤智弘
「このコースは刻んでも狭いので、多少曲がっても、飛んでいたほうがいい」と握ったドライバーは、ほとんどのホールでフェアウェーをキープ。2打目以降は、ピン奥につけると下りのラインが残るため、「いっぱいいっぱいのクラブで、グリーン手前5メートルから転がして」。徹底したコースマネジメントでスコアを積み上げ、近藤が、トップに立った。
「こんなに、バーディ取ったことない…。今日のゴルフは100点満点、じゃないでしょうか?(笑)」
2位と2打差をつけて折り返すが、「ボクはいつくずれるかわからない。取れるだけ、取っておく」と、デビュー3年目にして訪れた初Vのチャンスに、攻撃の手を緩める気は、さらさらない。