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日本ゴルフツアー選手権イーヤマカップ 2002

不安材料は、「別人になってしまうこと」

 暫定4位の近藤智弘(午前スタート組、競技終了)
 決勝ラウンドにむけ、不安材料は、「別人になってしまうこと」
 この日2日目も、ティショット、アイアンショットともに絶好調。パー5、パー4の14ホール中、11回フェアウェーをキープして、「自信はある。行けそうな気もするけど、明日は、“得意”の3日目だからなあ…」
 “得意”というのは、自分自身に対する皮肉だ。
 過去の成績を繰ってみると、近藤にとって、その日が鬼門であることがわかる。
 たとえV争いの真っ只中でも、3日目にチャンスをふいにしていることが多いのだ。
 「いいかげん頑張らないと、困っちゃいますよねえ…」と、頭をかいた近藤は、ノンプレッシャーが、最大の武器なのだが、「意識をしなさすぎるのがいけないかも…」。
 性格が、かえって邪魔することもあると踏んだ近藤は、「明日は、意気込んでやってみる」。
 新しいプレースタイルに挑戦だ。

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