Tournament article

中日クラウンズ 2003

『和合いの攻め方を、意識しずぎてしまった』地元出身の近藤智弘、イーブンパーでからくも首位の座をキープ

「今日は1個でもアンダーパーと思ってスタートして、1番、2番でバーディ。リズム 良くラウンドできるかな、と思っていたんですが・・・。後半はティショットがフェアウェーにいかず、 短いアイアンで乗せるのがいっぱいいっぱい。パーを取るのが精一杯というゴルフでした。
パットもフィーリングは悪くなかったのですが、ちょっと今日は読みが浅かったの か、最後のところで切れて入らないという状況が多かった。あともう1個2個、入ってくれていれば大分、 楽になったはずなんですが・・・。

今日は各ホールで『外しちゃいけないところ』を強く意識しすぎてしまったかな。和 合の攻め方を過剰に考えすぎちゃって、失敗したみたいです。
まあでも、今日のイーブンパーも悪くないんでね。昨日の8バーディが出来すぎただ けで。明日はあんまり悩みすぎないように、スコア重視でプレーしたいと思います。
同学年の星野君も上に来ていますが、学生時代と違って、プロとなった今は、僕とし ては彼を意識することはないし、それはきっと彼のほうも同じだと思う。まだ、そんな周りを見ている 余裕はないですし・・・。
もちろん、僕らの世代ががんばってツアーを盛り上げなければ、という気持ちは大いにありますが、まだそこまでのレベルに達していない。お互いに、早いうちに優勝してまずは結果が残せればいいですよね」

関連記事