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日本オープンゴルフ選手権競技 2004

S・K・ホ「どこの国か、は関係ない。“ナショナルオープン”に勝つことに、意味がある」

今週、選手の間で話題になっているのがS・K・ホの“グランドスラム”だ。勝てば最長の5年シードが得られるトーナメントは、現在、日本プロゴルフ選手権と、日本ゴルフツアー選手権と、今週の日本オープンゴルフ選手権の3つがある。

今季、すでに前の2つで優勝を飾っているSKが今大会も勝てば、いわゆる公式戦の3大会を制覇することになる。

「もちろん、狙っていますよ」と、SK。

「母国の韓国オープンをはじめ、世界には全英オープン、全米オープンなどがあって。どこの国かにかかわらず、“ナショナルオープン”に勝つ、ということに大きな意味があると僕は思っています。その結果、日本での“グランドスラム”達成となれば、これほど栄誉なことはありませんよね」。

現在、賞金ランク2位。自身初の賞金王も視野に入れているホが、もし目標を達成すれば1987年、デービッド・イシイ以来の外国人選手の賞金王誕生となる。
「気合、入ってます」。いつもは柔和なSKの目が、今週、鋭く光っている。

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