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ABC チャンピオンシップゴルフトーナメント 2004
鈴木亨、18番からの10ホールで7バーディに「けっこう、すごいスコアだよね!」
鈴木自身もここでアコムインターナショナルに続く今季2勝目をあげて、「アベックで、勝てたらいいなあ」との、希望を抱きながら戦っている。
危機感もある。
同オープンには、他にも青木功、高橋勝成、飯合肇、尾崎健夫、友利勝良…と、豪華な顔ぶれが集結している。
「展開によっては、向こうに話題を持っていかれるかもしれない」。スリリングなプレーで、シニアに負けないくらいにゲームを盛り上げなければ、との思いがある。
この日2日目は、インスタートの17番ホールまでオールパー。
出だしになかなかエンジンがかからない「モジモジ君で…」と笑ったが、いよいよ18番パー5で火がついた。
2メートルのバーディチャンスを沈めると、波に乗った。
後半の3番から4連続バーディ。
かつてはその爆発力に、“ボンバー・鈴木”の異名がついたほど。このごろは「年のせいか…(苦笑)」威力を発揮する機会も少なかったが、最近は、また復活傾向にある。
18番からの10ホールで7バーディ(ボギーなし)に「けっこう、すごいスコアだよね!」と、思わず自画自賛だ。
シーズン序盤は不振が続いていただけに、「その分、残りの試合でしっかり取り返すぞ!」と、張り切っている。