Tournament article
中日クラウンズ 2006
ガン撲滅基金のチャリティ活動が形になって生かされている
出身地別に東西に分かれたツアープレーヤーたちが、やはり東西に分かれた芸能各界のアマチュアのみなさんと手を組み、激戦を繰り広げる様子がブラウン管でお楽しみいただけます。
番組内ではゲームの模様とともに、開幕直前に選手会長・横田真一が都内の国立ガンセンターを訪問したときのことも紹介されます。
この大会は、もともとゴルフ界全体で社会貢献活動を行うことを目的に1994年から始まりました。
大会期間中に集まった収益金は毎年、財団法人高松宮妃癌研究基金へ寄贈しており、今年の12回大会までのチャリティ金の合計は、1億6471万5806円にのぼります。
これら基金をどのように役立てていただいているのか・・・。
実際にガン研究の現場を垣間見ることで、横田はますます社会貢献への意欲が高まったようです。
ガンセンターでは、がん予防・検診研究センターのセンター長の森山紀之氏の案内で最新の医療機器などを見てまわりました。
がん検診を受けて初期の胃がんを早期発見し、内視鏡手術でわずか4日の入院期間で普通の生活に戻られたというの方のお話も伺うことができました。
「体調が悪くなってからここへ来られる方と、ガン検診を受けてガンが発見される方とでは、治療内容や、その後の生活などが違う場合が多いんです」との森山センター長の言葉に、がん検診の大切さを改めて実感した横田。
「昔は癌といったら死んでしまうというイメージでした。でも今では、最新医療機器や抗がん剤の進歩で、早期発見できれば、治る可能性のほうが高くなりました。
長年行なっている東西対抗を通じ、これからも微力ながらガン撲滅のためにお役に立つことができれば、嬉しいことですね」。
チャリティ活動の重要性が、改めて認識できた1日だったようです。
大会当日の模様と、横田ががんセンターを訪問したときの様子は5月3日(水・祝)にテレビ朝日系で、15:00から放映される予定です。
当日は会場で観戦してくださった方も、改めてお茶の間でお楽しみください!