Tournament article
JCBクラシック 2007
小田孔明「バーディ2つは納得いかない」
また、午後スタートのこの日は「逆光のホールが多く、ラインが見えづらかった」。
上がり8番、9番で3メートル前後のバーディパットは、いずれもカップを舐めただけ。
「真っ直ぐのラインが打ち切れなかった。20センチとか、10センチ手前で止まるパットが多かった」と悔やむ。
この日2日目の第2ラウンドは、「17番以外は全部乗った」。パーオン率はほぼ完璧だった。
にもかかわらず2番で4メートルと、18番で3メートルのチャンスを決めたのみ。
たとえボギーなしのラウンドも、「バーディ2つでは納得いかない」と憮然とした小田。
この鬱憤は決勝ラウンドで必ず晴らす。
常に目標にしていることが「1日67を出すこと」だ。
その根拠は自身の誕生日。
29歳になる今月7日にちなんで「明日も67を出す」。
決勝ラウンドこそスコアを伸ばす。
そして最終日には念願の初優勝を手に入れて、自らへの前祝といきたい。