Tournament article
中日クラウンズ 2007
片山晋呉「今年も必ず取り返す」
「・・・いや、連覇しかないでしょう。それが出来るのはいま、僕しかいない」。
2004年に続き、ディフェンディングチャンピオンとして迎える2度目のクラウンズ。
「それはチャレンジしないといけないでしょう?」。
さらに言えば、目標は、もっと上にある。
「青木さん、ジャンボさんを追撃すること」。
クラウンズ男の異名を持つAOは、今大会3連覇を含む最多の5勝を誇る。
この2人を超えること。
それが、究極の目標だ。
今大会は、開幕前日のプロアマの日のパーティで、ディフェンディングチャンピオンが昨年の優勝カップをいちど、大会会長に返還するのがならわしだ。
そして、ロイヤルブルーのチャンピオンブレザーをいったん脱いで、歴代優勝者のあかしである真っ白なジャケットに着替えるが、「今年もまた必ず取り返す」。
新たな“シンゴ伝説”の始まりだ。