Tournament article

ダンロップフェニックストーナメント 2008

近藤智弘「ここに名前を残せたら嬉しい」

17番までボギーなしで来て、いよいよ最終18番パー5での3パットは残念だが、「このコースで、この調子で1日ひとつずつのボギーというのは良い内容」と、最後のチャンスホールでのボギーを引きずる素振りはない。

良い思い出がひとつもないという難コースで今年も体調を崩しながら、3日目を終えて優勝争いに踏みとどまった。
世界ランカーが集うこのビッグイベントで、首位と2打差と絶好の位置に「どれだけのゴルフが出来るのか。ひとつやってみたいという気持ちはある」。

本戦前に行われる華やかな前夜祭。
そこで過去の優勝者の名前を改めてなぞるにつけ、「歴史があって、日本人にはなかなか勝てないトーナメントという印象がある」。
まして今年は35回を迎えた節目の年。
「ここに名前を残せたら嬉しい」と、色気もちらり。
近藤が2002年の横尾要以来、4人目(6回目)の日本人チャンピオンに名乗りをあげた。

関連記事