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ダンロップフェニックストーナメント 2008

福祉施設の方々と懇親を深めた選手たち

小田孔明のビッグ・ドライブにビックリ
20日(木)からはじまるダンロップフェニックストーナメントの幕開けを前に大会では、18日(火)大会の出場選手指定練習場となっているフェニックスゴルフアカデミーに宮崎市内の8つの福祉施設から約600名の方々が会場に訪れ、出場選手たちと楽しいひと時を過ごした。

数十年以上に渡って毎年行っている社会福祉法人 宮崎県社会福祉事業団「向陽園」と出場選手たちとの交流会。今までは出場選手たちが施設へ訪問していたが、昨年から元気いっぱいの施設の方々を迎え、普段のゴルファーの素顔や迫力ある練習を見てもらおうと会場へ招待している。

練習場には、ツアーナンバーワンの“飛ばし屋”小田孔明をはじめ、市原建彦、ウエイン・パースキー、ヘニー・オットーの4選手が施設の方々と交流を深めようと駆けつけた。

選手のデモンストレーションでは、解説役となった市原建彦のリクエストに応える形で小田の得意のドライバーショットで低い弾道や高い弾道を披露してみせた。施設の方は「おっー、すごい!」と目を見張る。招待外国人選手のオットーはドライバーでフックボール・スライスボールを打ち分けてみせた。また、パースキーはアイアンショットでピンフラッグにピタリと寄せるコントロールショットを披露して施設の方々をうならせた。

デモンストレーションの後は、待ちに待ったジャズ・トランペッターの日野皓正さん率いるグループのメンバー5名による「星に願いを」とスペシャルゲストの佐藤竹善さん(ボーカル)を交えて「スマイル」の生演奏。軽快なリズムに乗って施設の方も体をゆすり一気に会場は陽気なムードに変わり、一緒に盛り上がる。

最後は皆で集まって笑顔の記念撮影。大会からは施設の方々に記念の大会特製オリジナルグッズがプレゼントされた。「また来年、皆でここで会おうね。」と約束した皆んの顔には心温まる笑顔があった。
  • パースキーもアイアンショットの技を披露
  • 日野皓正スペシャルバンドの生演奏

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