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フジサンケイクラシック 2009

今週のトーナメント<フジサンケイクラシック>

昨年、東北福祉大のひとつ先輩、岩田寛とのプレーオフを制して藤島豊和が涙のツアー初優勝を飾ったフジサンケイクラシックは今年も、山梨県の富士桜カントリー倶楽部で9月3日(木)より開幕。

あのとき、「僕ら20代の選手がツアーを引っ張っていく」と約束したディフェンディングチャンピオンだが、今年はこれまで苦戦している。
11試合に出場して、予選通過は6回。たとえ決勝ラウンドに進んでも、平凡な順位に甘んじている。

「シーズン序盤はいつも出遅れる」という藤島。
ゴルフを始めた中学生のころを思い出し、「いまは上手くなりたいという気持ちが全然足りない」と、試合のたびに気合いを入れ直す日々が続いている。

先週の「VanaH杯KBCオーガスタ」では、次男の晴雄と三男の征次も出場し、熊本の藤島兄弟3人が、ツアーで初めてそろい踏み。

その中で豊和は、日没サスペンデッドで3日目まで持ち越された第2ラウンドで、“圏外”から盛り返して予選を突破し、兄の動向をクラブハウスで見守っていた2人の弟に「さすが兄ちゃん!」と羨望のまなざしを浴びて、長男の威厳をしっかりと示した。
結局、47位に終わったが、ツアー4戦目にして初の予選通過を果たした征次を上回る順位で、兄の面子を保った。

これから、秋の陣こそ本領発揮だ。
まずは今週連覇をめざし、上昇気流に乗りたいところだ。

大会のもっと詳しい情報は、こちらから…!!

  • プレーオフを制した18番で、次男の晴雄と三男の征次(右から)に熱い抱擁で迎えられた昨年大会。今年も再現といきたい

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