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日本プロゴルフ選手権 2009
全英オープン日本予選は残り2戦
現在、トップに立つのは小田孔明だが、最終的に権利が与えられるランク2位前後までは、いまのところ僅差の争い。
ランク2位と3位につける五十嵐雄二と兼本貴司はともに、プロ17年目のツアー初優勝をあげたばかりの選手だ。
2人揃ってメジャーはもちろん、米ツアーも未経験で、特に先週のUBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズで勝った五十嵐は、その特典として与えられる8月のWGCブリヂストンインビテーショナルの出場権にも、及び腰だ。
シード権はおろか、昨年まではツアーの出場権すらままならないという下積み時代が長かっただけに、「米ツアーのことなんか、まったく頭になかったから…。勝手が分からないというか」と、不安を口にする。
しかし、もしこの日本予選シリーズで権利を得れば、その前にメジャー出場というさらなる大舞台に挑むことになる。
先の1勝で運命を大きく変えた40歳。
今週は2週連続の国内メジャー優勝という快挙もかかっており、目が離せない存在となりそうだ。
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