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注目の組み合わせが発表!!

日本のツアーメンバーで今年の全英オープンへ出場資格を獲得して今回参戦している選手は、昨年の賞金王の谷口徹をはじめ、先のミズノオープンよみうりクラシックで出場資格を獲得したプラヤド・マークセン、矢野東、塚田好宣、松村道央、岩田寛、甲斐慎太郎、そして昨年度のアジアンツアー賞金王のW.リャン、昨年度豪州ツアー賞金王のクレイグ・パリー、同2位のデービッド・スメイル、昨年度のジャパンゴルフツアー賞金ランク上位2名のブレンダン・ジョーンズと谷原秀人の合計12名。

2年連続7度目の出場となる谷口の全英オープンにおける過去の成績は6戦中予選通過が3回、最上位成績は2001年の37位タイ。1999年以来実に9年ぶりの出場となったマークセン、そして2004年以来の塚田、ジョーンズはいずれも2回目の出場で、現在好調なだけに初の予選通過を目指す。さらに3年連続4回目の出場となる谷原秀人は2006年大会で5位タイに入った実績を持っているだけにその実力は実証済み。今回日本のツアーメンバーの中で最多出場を誇るパリーは3年ぶり18回目の出場。1999年には優勝争いを演じ4位タイに入っている。スメイルは2年ぶり5回目の出場。一方、今回全英オープンに初めて出場を決めたのは、中国のリャンと矢野、岩田、松村、甲斐の5選手。

過去、全英オープンのアジア人として最上位者の記録を持つ呂良煥。呂は1971年の今大会と同じコースであるロイヤル・バークデールで優勝したリー・トレビノと優勝争いを演じて2位となり一躍“ミスター・ルー“の名を世界に知らしめた選手だ。この時、試合中に呂が打った球が大きく曲がりギャラリーの老夫人を直撃してしまった。呂はプレーそっちのけで駆けつけて謝り、ラウンド後も病院へ直行し見舞いに行くなど、この行為が当時話題となった。日本のツアーでも過去8勝を挙げている。

果たして今年の全英オープンでジャパンゴルフツアーメンバーから、またはアジア人から、はたまた日本選手から優勝者が出るかもしれない。

<初日、2日目の組み合わせが発表された>
7月17日(木)の初日の組み合わせが発表された。トップスタートは午前6:30より。最終組は午後4:21までの全52組ですべて1番スタートからのワンウエイ。主な選手たちのスタート時刻は下記の通り。主だったところでは、谷原がフィル・ミケルソンと、谷口がジョン・デーリーと今田がセルヒオ・ガルシアとラウンドする。

第16組(1R9:20、2R14:31)谷原秀人、フィル・ミケルソン、ポール・ケーシー
第18組(1R9:42、2R14:53)谷口徹、リチャード・フィンチ、ジョン・デーリー
第21組(1R10:15、2R15:26)松村道央、トム・ギリス、バリー・ヒュン
第22組(1R10:26、2R15:37)甲斐慎太郎、ティム・ペトロビック、デビッド・ホーセー
第42組(1R14:31、2R9:20)今田竜二、セルシオ・ガルシア、セアン・オーハー
第44組(1R14:53、2R9:42)矢野東、ジョアン・エドワーズ、トム・リーマン
第49組(1R15:48、2R10:37)岩田寛、ピーター・ベイカー、アレックス・チェイカ
第52組(1R16:21、2R11:10)塚田好宣、ジョナサン・ロマス、ピーター・アップルヤード

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