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男子のJGTOチームが1位で初日を終了!!

男子の雄、谷口徹率いるJGTOチームが初日首位!(初日の開会式にて)
昨年、最下位のJGTOチームが雪辱にむけて上々の滑り出しだ。Hitachi 3Tours Championship 2007初日の獲得ポイント14は、2位のシニアチームと2.5ポイント差。3位の女子チームとは3.5ポイント差をつけて、首位スタートを切った。

ベストボール方式で行われた前半1stステージのダブルス戦。
第1組の谷口徹&谷原秀人ペアが、絶妙のコンビネーションで他チームを圧倒した。
同じ組で回ったシニアの髙橋勝成&友利勝良ぺアに、「そのうちケンカになるではとハラハラした。谷原はよく我慢した」と、相手チームに言わしめたほど。
競技終了後の会見で「今日の勝利は僕のおかげです」と、真顔で言う谷原に、谷口はグウの音も出ない。特に序盤にパッティングに苦しんだ谷口を谷原が懸命にカバーして、いよいよ迎えた最終9番は、シニアチームと3アンダーでタイスコア。
「谷口さんに、最後に良いところをもって行かれた。こうなるのでは、と思ってた」と、思わず谷原がボヤいたとおり、谷口が最後にようやくバーディパットを決めて、幸先の良い勝ち点3。

同組で回った女子チームの全美貞(ジョン ミジョン)選手に、「男子プロは思ったより強かった」と、褒められたのか、けなされたのかよく分からない感想を述べられて、思わず2人して苦笑いでズッコけたが「何にしても、認めてもらえてよかったですね」(谷原)。
辛くも威厳を示して胸を撫で下ろす。

第2組目の深堀圭一郎&近藤智弘ペアは、やはりシニアチームと並んで迎えた最終9番で、近藤が絶好のバーディチャンスを外し、同組で回ったジェットに「ツメが甘い」と“口撃”を受けながらも、辛くも引き分けの2.5ポイントをゲットした。

後半2ndステージのシングルスでは、その近藤が大活躍だった。
友利と、中国の張娜(チャン ナ)選手を相手に2アンダーをマーク。ダブルス戦の汚名を晴らし、勝ち点3を加えて「やるね、コンちゃん絶好調!」と、チームメイトに絶賛された。

翌8日(土)は、いよいよ「DAY2」の最終日。
前半の3rdステージは、ベストボードのダブルス戦。
第1組は、シニアチームの室田淳&中嶋常幸と、女子チームの諸見里しのぶ&張娜と、谷原&深堀ペアが激突。

そして第2組では、歴代賞金王がコンビを組む。
シニアの尾崎健夫&髙橋勝成と、女子の上田桃子と全美貞を相手に、谷口&片山ペアが戦いを挑む。
谷口が対戦を前に、チームメイトを評して言い切った。
「シンゴほど、味方にして心強い相手はいませんよ」。

昨年までバラバラだったコスチューム。
今年は女子チームにならって、この日初日は白のウェアで統一した。
気持ちをひとつに戦ったJGTO。
男子の威信をかけて、今年こそ絶対に負けられない。

  • みんなでバーディパットのラインを読んだり・・・チームワークもばっちりだ

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