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日本プロゴルフマッチプレー選手権プロミス杯 1999

尾崎健夫VS丸山茂樹、3アンド2で丸山茂樹の勝利

丸山茂樹
丸山茂樹
「12番でセカンド、6番アイアンで池に入れて、そこだけは悔しかったけど、あとはそんなに悪くなかったよ。相手がジェットさんだったから、パー5だけは気合入れていかなきゃという気持ちがあったんで、非常に疲れましたね。
 パッティングは好調といっていいです。スライスラインはちょっとミスしているけどね。
ジェットさんは、ドライバーを変えてきてて、全然飛んでいませんでした。『失敗した〜』って言ってましたけどね。
 動揺する場面なんかひとつもなかったよ。気持ちを引き締めて戦った、というのしかない。相手がバーディ取るのは当たり前。プロなんだから。それを上回るゴルフをするだけだよ。ヤワな神経の人は、こんなところで戦ってないんじゃないかな。
 しかし、6番のジェットさんのパットは、距離もラインも合っていて、素晴らしいパットだなとは思ったけどね。そのあとの7番のバーディパット、自分でもよく入れたと思うよ。
 きょうは、9番あたりから、眠くて(前週の米国遠征での時差ぼけのため)疲れたよ。
 下半身が疲労を感じていたかな。頑張って逃げ切って、早く終わらせたいというのがあって、昨日以上に気合を入れてやりました。
 笑う余裕なんかなかったね。
 25歳くらいまでは、時差ぼけなんか、お茶の子しゃんしゃんだったけど、27歳くらいから時差は年々つらくなるよ。
 4位以下には落ちたくない。明日は36ホール(3回戦=18ホール)を勝ち抜けば、その日のうちに準決勝=18ホールをまわる)。体が持たないなんて言いたくない。 とりあえず勝ちたいよ」
  • 尾崎健夫

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