今年セントアンドリュースで行われる全英オープンの日本予選が、いよいよ佳境を迎えている。同予選は、先月の日本プロから始まり、マンシングウェアオープンＫＳＢカップ、三菱ダイヤモンドカップゴルフ、ＪＣＢクラシック仙台と、次週のマンダムルシードよみうりオープン、〜全英への道〜ミズノオープンまでの対象6試合の賞金ランキング上位2人（有資格者をのぞく）に、出場権が与えられる。

先週のＪＣＢクラシック仙台を終えて、ランクトップにつけるのは韓国のＳ・Ｋ・ホ（＝写真）。これまでの対象4戦で2勝（日本プロ、ＪＣＢクラシック仙台）をあげて4618万円を稼ぎ、2位を大きく引き離している。自身3度目となる本戦切符を、ほぼ確実なものとしている。

初出場を果たした一昨年前の同大会では、初日2位につける大活躍（最終日は28位）をしたが、昨年は予選落ち。

「今年は、最低でもおとどしより上の順位で終わりたい」と、意気込みを語っている。

なお、この全英オープン日本予選以外に、世界各地のコースで行われるインターナショナルクォリファイング（ＩＦＱ）の上位者や、ミズノオープンの上位4人にも、その権利が与えられます。

また、今年の全英オープンは、昨年のジャパンゴルフツアー賞金ランキング上位者2人（片山晋呉、Ｙ・Ｅ・ヤン）と、昨年の日本オープンゴルフ選手権の優勝者（谷口徹）にも出場権が与えられることが決まっており、ジャパンゴルフツアー枠としては、最終的に合計9人の選手が資格を得られる予定です。

※現在の、全英オープン日本予選ランキング上位10人

１．Ｓ・Ｋ・ホ
２．藤田寛之
３．Ｉ・Ｊ・ジャン
４．片山晋呉（有資格者）
５．谷原秀人
６．横田真一
７．深堀圭一郎
８．今野康晴
９．川岸良兼
10．丸山大輔

• 片山 晋呉
• Ｙ・Ｅ・ヤン