記事

『ザ・レジェンド・チャリティプロアマトーナメント』第3回目は室田淳が優勝!

昨日の雨模様の天気がうそのように快晴となった『ザ・レジェンド・チャリティプロアマトーナメント』最終日。
予想通りの混戦状態となり、トップの順位が何度も入れ換わったが、この混戦にピリオドを打ったのはツアー通算6勝、PGAシニアツアー通算6勝を上げている、室田淳だった。
最終日は5位タイからのスタートだったが、本日の最終日は1イーグル、7バーディー、ノーボギーの9アンダー、63と爆発し、2日間通算13アンダーでホールアウト。
最終18番ホールでバーディーを奪い、最後までもつれた平塚哲二とのデッドヒートに終止符をうっての嬉しい優勝だった。
優勝のコメントを聞かれると、「一生懸命プレーして、チャリティへ協力したいという気持ちで参加した事が良かった」と笑顔で答え、「これからもゴルフ界がまとまって被災地の方々を応援して行く事は、勇気づけられると思う。できる限り長期に渡って支援をして行きたい」とこれからも震災復興に協力して行く事を誓った。
今年からメンタル面を変えたという室田。最終18番ホールの5メートルのパットも「入れるんだ、という強い気持ちで打った。今年からは、いつも前向きな気持ちを大事にしている。被災地の方たちも前向きに頑張って欲しい」と被災地の皆さんへ応援のメッセージを送った。

著名人の部で優勝したのは、初日から単独首位でスタートした、遠藤章造さん。
最終日は7アンダーの65(大会特別ハンデ適用)で、2日間通算20アンダーと、2位に8打差をつけての優勝だった。
優勝の挨拶では、「現在、ゴルフができない方がいらっしゃる中で、このような大会に参加させてもらい、感謝しております。楽しんでプレーをしました」感謝の気持ちを述べた。
「ただ、遠藤が優勝する事を大会関係者は誰も予想していなかったみたいです。この優勝ジャケットのサイズがまったく合っていません」と、遠藤章造さんの体格からは、かなり大きすぎる優勝ジャケットを観客に見せて笑いを誘った。

この2日間、プロと著名人による『ザ・レジェンド・チャリティプロアマトーナメント』はたくさんの笑いと真剣なプレーで、観戦に来ていただいた8760名(2日間の合計)のギャラリーを魅了し、そして楽しませてくれた。

最後に、大会委員の青木功、王貞治、日野皓正より、「3回目となったこのレジェンドも、社会的に認められて来ていると思う。長く続けて行く事が大切。これだけの多くの方々に参加いただき感謝している。1日でも早い震災復興を願う気持ちはみんな一緒。来年も、5年も10年もこのチャリティを続けたい」と、ザ・レジェンド・チャリティプロアマトーナメントを通して、これからも被災地を元気づけ、そして支援して行く気持ちを誓った。

関連記事