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日本オープンゴルフ選手権競技 2012

J・チョイが1オーバーに「最高でしょう」

それは最後の最後にやってきた。この難条件、この難セッティング。「絶対にダブルボギーは打つでしょう?」。1アンダーは、当時単独首位で迎えた最終9番。残り179ヤードの第2打は、木が邪魔だった。
4番アイアンで、器用に100ヤード以上もスライスをかけてグリーンを狙ったが、横風に持って行かれた。

右奥のバンカーに打ち込んだ。
脱出に2打もかかって、それでも乗せきれずに案の定ダブルボギーを打ったが、それも想定内だ。

それより、それまでの17ホールを見て欲しかった。
「今日はボギーはたった2個。それが凄くない?」と、自画自賛。

ごうごうと音を立てて吹きすさぶ風に、ドライバーも強振しない。
「フェアウェイに置いていく感じで」。
2打目以降も、ピンは絶対に狙わない。
「とにかくグリーンに置く感じで行った」という。

そこまで気を遣っても、思うようにいかない難しさ。
「今日は運が良かった」と、超ゴキゲンの晩餐は、沖縄牛の有名店で友人と食事の約束をした。

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