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〜全英への道〜ミズノオープン 2014
正岡竜二は「石にかじりついても」
優勝こそ逃したが、プレーオフに進んだ昨年10月のチャレンジトーナメントは「HEIWA・PGM Challenge III 〜 Road to CHAMPIONSHIP」。そのとき使っていた“エース”を再び引っ張り出してきた。ピンタイプのパターがこの日もハマって初日から、バーディ量産。
まだ初シード入りもした経験もなくて、今季はチャレンジトーナメントの賞金ランク8位の資格で参戦。
正直、今大会の上位4人に与えられる全英オープンの出場権も、狙っていく気にはなれない。「僕の実力ではまだ無理なんで」。それよりも、正岡の頭にあるのは7月のセガサミーカップ終了後に行われるリランキング。チャレンジとQTランク選手で構成される出場優先順位の見直しをひとつのめどに、「石にかじりついてでも稼がなくちゃ」と、懸命だ。
昨年7月に待望の長男を授かり「可愛すぎてやばいっす」。同時に浮かんだ年上女房。「稼がんと、叱られる!」。尻を叩かれ、上位を目指す。