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つるやオープンゴルフトーナメント 2013

偉業達成へのカウントダウン! 谷口徹も「負けたくない!」

66歳の偉業に、45歳も発奮した。前日初日は、たまたま隣接するホールですれ違って、驚いた。普段は、わりとあっさりとパットを打つジャンボ尾崎が、真剣にラインを読んでいる。
「ジャンボさんが、あれだけ一生懸命にグリーンを読んでいるのを初めてみた!」。
スコアボードを見て、二度びっくり。

前日初日に62をマークして、エージシュートを達成した偉人に戦々恐々。
「凄いですけど、もしこのままジャンボさんに勝たれるようなことがあったら、僕らは何を言われるか分からない!」。

普段は、後輩たちに歯に衣着せぬ物言いも、66歳の前では当然、敬意を表して黙り込むしかない。まして、このまま通算114勝目を許せば、いまもっとも強いアラフォーの一人としても、不甲斐ない。

この日の2日目は、「打った瞬間に突風が吹いたり難しかった」と強風の中で、苦しみながらも後半は6番からの3連続バーディで、ジャンボとの差をどうにか2つにとどめて上がってきた。

「最終日には、ジャンボさんと松山と、僕で行きますか」。
これ以上ない豪華ペアリングを完成させるためにも、45歳も負けじと自らに鞭を打つ。
「でも競ってくると、僕のほうが、プレッシャーがかかりそう」。
生涯獲得賞金15億円越えまで、あと100万円あまりと迫り、いつもとはまた違った重圧の中で、あのジャンボを倒して偉業達成といきたいところだ。

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